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芸者と能装束

先日は久良岐能舞台でイベントが行われ、コロナ対策も万全の中での盛り上がりを見せた。

始まりは、はまっ妓ちゃんの弥榮とかでんが厳かに蝋燭を灯す。

その雰囲気のある舞台で第1部は、地唄の三味線を小野真由美先生が、お箏を金田和歌奈先生が演奏し、地唄の笛を和かが初挑戦した。そして『夕顔』を富久丸、『八島』を市花が舞う。第1部最後の曲は、深川で活躍している深川美つる姐さんと和かが『濱自慢』を演奏し、富久丸、香太郎、市花のベテランの芸者衆が踊りを務めた。

第2部は、雰囲気がガラリと変わり、横浜芸者のカラーが極まった。今回前割れのかつらを被り、男役を務めた楓。はまっ妓ちゃんの弥榮とかでんをまとめ、新しい風を吹かせた。

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