坂本龍馬の妻、おりょうゆかりの老舗料亭。
安藤広重の「東海道五十三次」の神奈川・台之景!
その絵をじっくり眺めますと、坂の上から三軒目に「さくらや」という看板の文字が読めます。
これが、現在の田中家の前身です。
幕末の頃、文久三年(1863年)に、田中家の初代がそのさくらやを買い取り、
「田中家」がスタートしました。
その少し前、安政六年(1859年)に横浜開港が決まり、
各国の領事館がつぎつぎとこの近辺に置かれました。
また、多くの外国人が商館を構えるなど、
横浜はこのあたりを中心に国際都市として発展していきます。
横浜に伝わる芸だけではなく、こちらには開港当時の横浜の写真や、特別な資料がたくさんあります。
歴史好きにはたまらないプランです。