久良岐能舞台で舞う『濱自慢』
先日の久良岐能舞台で行われた“芸者と能装束”の演目であります、『濱自慢』を富久丸、香太郎、市花が舞いました。どうぞご覧ください。
《解説》横浜の四季を歌った曲で作詞は三溪園で有名な原三渓。 関東大震災で壊滅的な被害にあった横浜の為に、私財を投げ打って復興に尽くした原三渓が、このままでは、花柳界もだめになると、作詞した名曲。芸者も途絶え、暫く、音源も行方がわからなくなっていたが、3.11の年 に偶然発見され、震災や復興への思いの強さが話題となった。今回は秋と冬を演奏する。
三味線 深川美つる 笛 和か